北24条 北海道サミット前とその後

2006年には北24条ではお馴染みのお店が入ってるビルが、ガス爆発を起こすという事故があった。
ビルに備えつけのプロパンガスのボンベが突然爆発炎上し、周辺のビルの一部を焼き、二次火災などで周辺は騒然となったのを憶えている。

私はその時焼肉屋にいた。確か日曜日か月曜日だったと思う。「消防車やパトカーが騒がしいね」って話ながら飲んでて、帰宅途中が現場だったのでビックリしたのを思い出す。

一時そのビルで営業をしていた店が休業状態に。

2007年、北海道サミットを控えた頃、北24条の名物だったお店が軒並みお上の手にかかってしまった。

00002それにより、その手のお店が入ってたビルはもぬけの殻に。
当時私の知り合い達の中では、そんなお店に足蹴に通うのが好きなメンバーもいた。
よく「反省会」なるものを居酒屋で開いていて、そこへ呼び出されたことも多々あった。

そんな背景を考えると、そういったお店と繁華街の飲食店は客を共有して共存していたのではないかと思う。

ネット上では北海道洞爺湖サミットを控え、道警が動いたのではないかと噂され盛り上がっていたが、北24条だけではなく、白石・琴似・江別でも多くのその手のお店が摘発され、札幌市郊外のそういったお店で盛り上がってた街は壊滅状態に。

法に触れるサービスを提供しているという事もどうかとは思う反面、個人的な意見を言うと、私はそういったお店は存在していてもいいし、大人の判断で利用する人は利用すればいいのだという考えだ。

00003それによって、繁華街の活気が保たれ、飲食店にもそれなりの恩恵があるはず。
上記したように、客を共有し共存できて街が潤う結果に繋がってるのだと思う。

お上の考えることは浅はかで、広い視野で物事を考えられない人種なんだなと。
自分の気に入らないものは「悪」と決め付けてかかる組織なんだと。

結局そのことが原因で人の動きを止め、お金の流れを止め、景気という部分に影響をもたらしたことが分からない人種なんだ、ルールが全てなんだねと当時感じた。

私自身は単なる酒飲みなので、そういったお店を利用したことはなかったが、広告関係の仕事をしていた自分の意見としては、人の流れ、流通は単純にマーケティングの話である。
そのマーケットを止めてしまったのが、税金で動いている『北海道』だったということにがっかりした。

rainbowこちらは現在。

看板のデザインは以前のものとよく似ている雰囲気だが、エステらしい。

その下の看板も気になるところだが、リンパのオイルマッサージらしい。

行ったことある人いたら、詳しく教えてください(笑)

そして2008年を迎え、北海道洞爺湖サミットが行われたとき、私は創成川を越えて東1丁目に住んでいたので、石狩街道を渡り帰路につこうとしていた際に、サミットの行進が石狩街道を通り、歩く人でさえ横切ることを許されなかった。

1時間半も、現在セブンイレブンとラーメン屋桃太郎のある交差点で足止めされた時は、このために札幌の繁華街、北24条のお店が一斉に挙げられたのかと思うと、何とも複雑な気持ちだった。

これは持論なのだが、「エロス」というものは何かを普及させるためには必要不可欠なものだと考えている。
家庭にビデオデッキが普及した際の動機、インターネットを自宅に開通した際の動機など、全て普及を手伝ったのは「エロス」だと思う。

風営法なりもう少し考えを柔らかくしてもらい、セーフティラインを設け、営業してもいい場所や時間を作るなど、何かしら色々な商売が出来る環境を作ってもらい、札幌中心街だけじゃなく、少し離れた繁華街も活気づくきっかけが欲しいなと。

そして、上記したとおり人の流れは結局マーケティングじゃないかと。
何があったら人を呼べるのか、足りないものは何なのか、季節・現在のトレンドとは・・・
そういった人の流れを作りだす考えを出すのも、特定された業種だけじゃなく街であるとも思う。

決まった人気店だけに人が集まっていてもダメじゃないかと。
街が盛り上がるには街そのものが、いち商品にならないといけない。

音楽・アートでもスポーツでも、売りにできるサブカルチャーの推進や企画も街のできることだと考えている。

風俗という芽を摘まれた現在、北24条という街にはそういった新しい企画力をもって、かつて賑わってた時のような活気が復活してくれるのを楽しみにしている。